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だいすけ

あるところに、料理人のだいすけという若者がいました。

彼はある日、とてつもない切れ味の包丁を目にします。

あの輝きたまんねー。

欲しくて仕方ありません。

無理だとおもいつつも、勤め先のまーとのダンナにせがんでみます。

するとまーとのダンナは言います。

”いい切れ味ならこうやって出せ”

と、店にある古い包丁を研ぎ始めます。

出来上がった古い包丁の切れ味にだいすけはびっくりします。

もちろん、まーとのダンナは研ぎ方など教えてくれない。

”おれに出来て、お前に出来ないはずはない”

そう言われ、毎朝早く来て包丁を研ぎます。

だけど、どんなに頑張ってもあの切れ味は出せない。

諦めて数日でやめてしまいました。

これを知ったダンナがある日、

”おまえ、悔しくないのか?

俺は出来るのに、お前は出来ない。

お前は俺に負けたんだぞ。”

とだいすけを一喝。

続けて

”一念発起は誰でもする。

実行、努力までならみんなする。

そこで辞めたらどんぐりの背比べで終わりなんだよ。

一歩抜きん出るには、

努力の上の辛抱という棒を立てなければいけない。

その棒に花が咲くんだ。”

この言葉に触発されて、

だいすけは来る日も来る日も包丁を研ぎました。

そうやって、なんとかあの切れ味を出せるようになったんです。

そしてその切れ味を早速ダンナに披露しました。

得意満面のだいすけをみてダンナは言いました。



”偉そうな顔するなよ。

何か一つのことができるようになった時、

自分一人の手柄と思うな。


世間の皆様のお力添えと感謝しなさい。”


だいすけは努力することに加えて、

人様への感謝の気持ちが、

生きていく上でどれだけ大切かということを、

この時、

ダンナに気づかせてもらったんです。

翌朝、店に来て見ると、刺し場の上に細長い包みが置いてありました。

あけてみると、あの時欲しがっていた包丁でした。

喜んでダンナのもとへ駆け寄ると、

”努力の上の辛抱を立てたんだろう。

花が咲くのは当たり前だよ”


こんなに嬉しい言葉はありません。

嬉しいものだから後輩のゴウにも話をします。

するとゴウは

”包丁は何ヶ月も前に買ってあったみたいだべ。

ダンナが言ってたど、

あいつは絶対出来るようになるから。って。”



だいすけの目から大粒の涙がこぼれ落ちました。


IMG_0959.jpg


だいすけ、とうとう今日。

大阪へ行くのか?

体に気をつけて、お前らしく頑張れよ。

努力の上の辛抱という棒を立て、そこに花を咲かせよう。

俺たちも頑張る。

共に学び

共に成長し

共に勝つ


みんなで頑張れば、美しい花束になるだろうよ。


酒楽食 茶









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Author:aktallall
芥は人をもって船と成す
2009年5月20日にオープンした居酒屋
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酒楽食 芥
鹿児島市東千石町 6-8
第2照国ビル1F
営業時間 18時~6時
(火曜のみ深夜0時迄)
宴会コースの方もご用意しております
TEL・FAX 
099-226-8628

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